アザには大きく分けて、黒アザ・茶アザ・青アザ・赤アザがあります。
多くは先天性のものですが、一部に後天性のものもあります。
従来の治療として、切除術や植皮術がありましたが、レーザーによる治療が可能となったことで、傷跡を小さくして治療する事が出来ます。
色素を持った母斑細胞が皮膚の浅い所から深い所に密集して存在するため、黒色に見えます。
一般的には、小さいものをホクロ、大きいものを黒アザと呼びますが、基本的に同じものです。
ホクロ(母斑細胞母斑/色素細胞母斑)
先天的に皮膚に母斑細胞というメラニン色素を産生する細胞が集まったものです。表面の性状は平らなものから軽度隆起したものまで様々です。
黒アザ(ホクロ)の治療
黒アザ治療の目的は、深い所にまで存在する母斑細胞を全て取りきることです。また、色・質感が周囲の皮膚と異なるため、周囲の正常皮膚と同じように均一化する必要があります。
場合によっては多少の傷跡が残りますが、積極的に母斑細胞を全て取りきる治療を行います。
料 金 | |
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炭酸ガスレーザー・CO2RE (コア) | 5,000円/mm |
エクセルV | 5,000円/cm2 |
Q-YAGレーザー | 10,000円/cm2 |
メラニン色素が皮膚のやや浅い所にあるため、茶色に見えます。
茶アザの治療
茶アザ治療の目的は、メラニン色素を取り除きその状態を維持することです。再発率が高いため、繰り返しのレーザー照射が必要です。肌の質感は正常肌とほぼ同じなので、削り取るような侵襲の高い治療は原則的に行いません。
料 金 | |
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Q-YAGレーザー | 10,000円/cm2 |
エクセルV | 5,000円/cm2 |
メラニン色素が皮膚のやや深い所にあるため、青色に見えます。
青アザの治療
青アザ治療の目的は、真皮内のメラノサイトを壊すことです。Q-YAGレーザーのみが表皮細胞、正常な色素細胞を傷つけずに、真皮の異常な色素細胞のみを治療することが可能です。治療は複数回必要です。治療をするごとに色が薄く、小さくなっていきます。
料 金 | |
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Q-YAGレーザー | 10,000円/cm2 |
血管腫・血管奇形のことです。皮膚に異常血管が出現するため、赤色に見えます。
赤アザの治療
赤アザ治療の目的は、正常皮膚にダメージを与えず、異常血管のみを壊すことです。血管径(細い〜太い)、血管の位置(浅い〜深い)によって、治療効果は様々ですが、基本的に複数回の治療が必要です。
治療には、コンタクトクーリングチップ付きデュアル波長可変パルス式ロングパルスレーザーを用います。
つまり
・皮膚を保護するため、レーザー先端に接触型冷却装置が付いている。
(痛みを抑え、皮膚表面のダメージを最小限に抑える。)
・血中の酸化ヘモグロビンに吸収特性の高い波長を持ち、血管のみを選択的に破壊する。
さらに深部へ届く波長も合わせ持つ。(計2波長選択出来る。)
・パルス幅(レーザーを照射する時間)を変えられるため、ターゲットによって照射設定を変える事が出来る。
料 金 | |
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エクセルV | 10,000円/cm2 |
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